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2024/08/21 (Wed)

『鼓動』担当:紗七

僕です。

夏に勝てなくて、常に弱ってる。

最近食欲がなく、ずっと豆腐を食べて過ごしてるから多分健康ですこんにちは。


さて、今回は「鼓動」

僕の中では中々に実は重い中身になっていて、語るのを躊躇するレベルで苦しい内容です。

苦手な方はブラウザバック推奨いたします。


「鼓動」

この歌詞は僕の「友達」実話になります。

Aくんとしましょう。

Aくんは幼なじみで、僕と常日頃過ごす仲でした。彼は凄く元気で強くて心が真っ直ぐなAくんは、僕が16の時に彼からV系を教わったこと記憶してます。

いつも元気な彼の口癖は「俺が急に消えてもお前だけは俺を否定しないくれ」でした。


当時全く意味がわからなかった。

ただの厨二病と思っていました。

それから数年彼とは音信不通でしたが、久しぶりに連絡があり、「お前ライブ頑張ってんだな!ツアーでこっち帰ってくるなら見に行くわ!生きてたら!(大阪ツアー)」

数年振りに会える親友との再開凄く楽しみにしていた。


ツアー当時大阪。

彼から連絡が来ることはなかった。

きっと忙しいのだろうと思っていた、すぐドタキャンする奴だったから。

ライブが終わって、東京に着いた時間AM 6:45 彼の両親から連絡があり彼が亡くなったことを知った。

戸惑いを隠しながら、彼の両親に彼の経緯を聞いた、「あの子は小さい時からこの瞬間を時間を決めていた」とか色々抱えていたとか…

思い返すあの口癖の意味を知った。

そうか、そう言う事だったんだと。

両親から「最後までAは自分を貫いた」

僕の胸の異物がサラッと剥がれる様に、「そうか」と言う言葉しか出なかった。


彼が抱えてる物がどんなに重く苦しかった物か知ってやることも、救いの手すら跳ね除けていく彼の笑った声が今でも思い返すと苦しいけれど、彼が僕だけに残した最後の手紙には「貫け」とだけ書いてありました。


僕も自分を貫いて、彼のように華々しく散る。


その誓と覚悟そして彼の生きた証として、書いた「鼓動」

この歌詞の意味を知ってくれてありがとう。


今を生きる為の傷はいらないのかもしれない、けどきっとそれは自分を強くする。


僕からの今死にてぇ方への俺なりの能書きです。

自分を大切にしてあげてほしい。

疲れたなら休め。

泣きたいなら泣けばいい。

叫びたいならライブ来て一緒に叫ぼ。

そしてこの「鼓動」を聞きに来てほしい、きっと意味を理解した君なら立ち直れるはず。


僕も実は心がすごく弱いから。

今度は君を救えたらいいね。


さようなら。


鼓動

A

悲しそうな目をしてる少女が1人 

僕に怯えて手が震え感じる「様」愛しくて。


虚ろな目をしてるイカれた僕の性か?

生きる価値を請う。

腐りきって溶けてく世界でも?


B

堕ちて行く

君の手を

何度も

僕は裏を裂いた。


サビ

貫いてく小さな鼓動

自分だけを守る為に。

虚しさだけ形ばかり

誰も信じられない。

此処に置いて

僕らは皆無惨に ほら。

死に場所探してた。

僕はここで生きる


B2

堕ちて行く

君の手も

言葉も

僕は見捨てたから。


サビ

貫いてく小さな鼓動

自分だけを守る為に。

虚しさだけ形ばかり

誰も信じられない。

此処に置いて

僕らは皆華々しく

死に場所探してた。

僕はここで生きてる


遠くで響いて

残す孤独の音

脆くて痛くて

耐え抜いた傷み。

終わりが怖くて逃げて

ひたむきな君が笑った

君は心(ここ)で生きてるから


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